まちというのは、本来、人々の「想像」が形となり、新しい「体験」が生まれる場所です。まちは人起点でなければなりません。
しかし、今の街づくりは「利益」が優先され、人々の「想像」が後回しにされています。人々の想像するまちを具現化し、住む人や訪れる人が多彩な感性でまちを体験することで、そこにまた新しい想像が生まれていきます。
私たちはまちづくりを通じ、個を育み、個を輝かせていきます。
全てが違う部屋のホテル。日常のストレスから解放されるアパートメント。誰もがホッとできる病院。
私たちが作りたいと思っているのは、人々を緊張から解放し、創造性を活性化させ、つちかっていくような場づくりです。
誰もが主役となれる舞台のような場づくりを通じ、個から生まれたアイデアを育む。そして育まれたアイデア同士が、私たちの作るプラットフォームを通じて、新しいものを生み出していく。
そんなアイデアの循環を生み出す風土を作ること。それこそがプラットフォーマーとして私たちがすべき使命だと思っています。
私たちは作った建物だけが、個を育む場所になれば良いと考えているわけではありません。建物を中心に、その街全体が変わっていくことを理想としています。
私たちの関わった建物が一つ一つの点となり、異なる街同士をつなげることで、一区画にとどまらないまちづくりを目指します。